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わかる?フィットRSのi-VTECの切り替わり!

ホンダエンジンの象徴の一つがVTECです。

熱いホンダファンは、VTECの切り替わりを体感するのが大好きですよね。

フィットRSのエンジンには、進化系のi-VTECが搭載されています。

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性能的にはi-VTECの方が優秀ですが、定番のVTECの切り替わりを体感できるのか?

今回は、フィットRSのi-VTECについてです。

ホンダのエンジンの象徴VTEC

ホンダVTEC

ホンダのエンジンと言えば、VTECですよね^^

VTECは、Variable valve Timing and lift Electronic Control systemという超長い名前の略称です。

ここまで、長い英語だと、何がなんだかわからないですよね。

しかも、フィットRSなど最近のホンダ車のエンジンに採用されているのは、「i-VTEC」で「i」が増えてる~って感じです。

この「i」は「intelligent(知能)」の意味で、エンジンの知能化を指しています。

賢いエンジンということですよね。

どう賢いかというと、状況に応じてエンジンのバルブの開きを最適な具合に調整してくれるということです。

その前に、簡単にVTECの目的を述べると、日常モード(低回転)とスポーツモード(高回転)の切り替えをすることです。

「この2つのモードを状況に応じて使い分けたい」というのが昔のエンジン屋の悩みでした。

昔のエンジンでは、日常用にエンジンを仕上げるとスポーツさが失われ、スポーツさを引き出そうとすると今度は日常の使い勝手が悪化する、というどちらかを犠牲にしなければならない状況でした。

 

やはり、街中でゆったり走りたい時と、ガッツリとスポーツ走行したい時の両方のシチュエーションが混在していますよね。

なので、この問題を解決するために、ホンダが開発したのがVTECという技術なのです。

このVTECでは、

  • 日常モードでは、エンジンのバルブの開き具合を小さく
  • スポーツモードでは、エンジンのバルブの開き具合を大きく

することで、両方のニーズにあったエンジンの回転モードの切り替えを実現しているのです。

構造としては、バルブを小さく開く・大きく開くの2種類に対して、カムとロッカーアームのペアを2種類採用しています。

 

コチラの説明動画がVTECの説明としてピッタリです。

ロッカーアーム内のピンを油圧で移動させることで、低中速回転域と高速回転域の切り替えをやっているのですね^^

  • 低中速回転では、真ん中の大きなカムが空振りしてバルブの開きが少なめ
  • 高速回転では、真ん中の大きなカムによってバルブの開きが大きめに

という感じですよね。

フィットRSのエンジンには、このVTECを更に改良したi-VTECが採用されています^^

コレを考えた人、アタマ良過ぎです♪

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VTECの切り替わり??

さて、上で紹介したVTEC技術ですが、低中速回転と高速回転の切り替わりが運転中にわかったりするのです^^

ホンダファンにとって、この切り替わりを体感するのが大きな醍醐味なんですよね。

早速、VTECを感じる素敵な動画を紹介します^^

高速域に入ったときに爆発的な加速をするインテグラ・タイプR。。。

シビれまくりですね!!

これがホンダファンが熱くなってしまう、「VTECを感じる。。。」というヤツですね^^

 

ところで、コチラの素敵な動画では、クラッチの操作を義足でされています。

私は自分自身の足でやっていますが、義足でもここまで完璧にクラッチのコントロールができるんですね^^

マニュアル車のMT操作に慣れる前は、「ヒザでクラッチをコントロールしろ」ってよく言われたっけ。。。

やっぱり、クラッチ操作の基本はヒザなんですかね♪

MT操作に慣れ始めの頃、エンストしまくって、足首で頑張ってクラッチを操作しようとしていた悪夢が蘇ります(笑)

当時は、「コレ、絶対できるようにならん気がする。。。」ってずっと悩んでいました。。。

登り坂の渋滞なんかとてつもなく絶望しますよね。。。

とはいっても、今では、クラッチ操作は余裕ですがね^^

人間の慣れたら何でもできます。

慣れって凄い力ですよね。

まぁでも、時々、履いているクツを変えると、クラッチ操作が若干ぎこちなくなったりする私はまだまだですが。

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新型も2代目もフィットRSはi-VTEC

ここで、フィットRSのVTECについてですが、フィットRSはVTECの改良版のi-VTECです。

上でも触れましたが、VTECの頭に付いた「i」は「intelligent」を示し、i-VTECはVTECよりも高度にバルブの開閉量を制御できます。

要するに、i-VTECでは、よりきめ細かく調整できるので、現在の状況に一番最適なバルブの開き具合にもっていくことができます。

VTECでは、低中速回転域と高速回転域の2つの大きな切り替えしかなかったですよね。

一方で、i-VTECでは、連続的にバルブの調整ができるので、VTECよりもエンジンの経済性とパワーの両立性が高いのです。

さすが、「intelligent=知性のある」VTECというワケです^^

 

といっても、i-VTECがとてつもなく特別な技術というワケではなく(超素晴らしい技術ですが)、フィットRSを含むホンダのほとんどの車種に採用されている技術です。

ちなみに、i-VTECにはエンジンごとにちょこちょこ仕様が違うようですね。

そして、ガソリン車もハイブリッド車も関係なく、ホンダのエンジンはi-VTECが常識的になっています。

嬉しいですよね^^

ところがどっこい、「どのホンダ車にもi-VTECが採用されてて嬉しい」というワケにはいかないのです。

「VTECを感じたい。。。」という熱狂的なホンダファンにとっては、致命的な技術進歩なのです(笑)

なぜなら、VTECの回転域の切り替わりを体感しにくいのです^^

というより、「わかる人がいるのか??」という感じです。

VTECであれば、中低速回転と高速回転の大きな変化なのでVTECを感じやすいのですが、i-VTECですと感じ取ることが難しいのです。

というより不可能なのでは(笑)

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フィットRSのi-VTECの切り替わり

はい、i-VTECがVTECを感じにくいということですが、コレはもうしょうがないですよね。

だって、エンジンの効率からしたら、細かく連続的に、そして、人が感じられないほどの微量な変化で最適な動きをした方が良いのですから。

フィットRS乗りの間でも、i-VTECでVTECを感じたいという人は少なくないと思います。

でも、わかりにくいですよね。

というより、まず不可能です(笑)

誰しもがチンプンカンプンだと思います。

しかしながら、何人かの有志はフィットRSのi-VTECでVTECサウンドを探したりしているようですね^^

熱狂的なホンダファンの心を掴んで離さないVTECサウンドです。

 

ところで、i-VTECになったことでVTECサウンドを存分に楽しめないのなら、車内スピーカーからVTECサウンドを再生するという形でユーザーに楽しんでもらう、というのもアリなのかなと思います^^

ホンダがメーカーとして監修したVTECサウンドを導入して、i-VTECでもVTECを感じてもらうというのも運転好きにはピッタリなことでしょう。

VTECを感じれるクルマが少なくなってきたという背景もあるので、なかなか面白いとは思いますよ♪

是非、愛車のフィットRSでVTECを感じたいものです^^

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