ギアSの使いこなしでホンダフィットの楽しいドライブ!
目次
明確にしたいホンダフィットのギアS。
MTならギアチェンジが思うままですが、フィットハイブリッドやフィットCVTではAT。
しかし、SレンジやSボタンでちょっぴりだけMT気分。
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6MTのフィットRSが愛車ということもあって、ギアを使いこなしてドライブするのは楽しいです。
今回は、フィットのSレンジなどに注目しました。
フィットCVTでSレンジの使いどころは??
マニュアル車を運転していると、ドライバーが思うがままにギアを選択し、クルマを操るというか、まるでクルマと対話しているような感覚になりますよね。
私もフィットRSを運転している間は、自分がイメージした通りにギアチェンジをし、思った通りに走っている瞬間が楽しくて楽しくてしょうがないです^^
ホンダも素晴らしいマニュアル・ミッションを世に送り出していますが、この土俵で一番元気なのはマツダですよね。
ドライビング・ポジションに対する強烈なこだわりと、操る歓びを追求する、、、
“Be a driver”
というコンセプトにはとてもアツイものを感じます。
一方で、フィットユーザーの大半が、フィットハイブリッドやフィットCVTですよね。
AT車であるため、当然ですが、MT車と同じような楽しみ方はできません。
でも、ホンダや他のメーカーが定番のようにAT車に装備させているSモード。
Sレンジだったり、Sボタンだったり、、、
いろいろあってややこしいですが。
そういったこともあって、SレンジやLレンジ、Sボタンなどの使いどころに対して、あまりピンと来ないユーザーが少なくないと思います。
ということもあって、まずは、フィットCVTのSレンジについてです。
Sレンジでは、
- エンジンの高回転域を活用
- 登り/下り坂で活躍
- マニュアルシフトモード(7速)に変更
という変化があります。
Dレンジに比べて運転の楽しさがアップするのがSレンジですが、次の小見出しではSレンジでのエンジンブレーキの大切さについて述べていきます♪
ちなみに、フィットCVTではNレンジであっても、エンジンが冷えてるとフィットが若干動き出すことがあるようですね♪
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エンジンブレーキとしてのSレンジ
フィットRSなどのマニュアル車であれば、坂道ではシフトダウンをして、エンジンブレーキを積極的に利用しますよね。
そして、フットブレーキを使う回数を少なくするのがセオリー。
ここで、フィットCVTでは、Sレンジにしてあげることで、エンジンブレーキが積極的に掛かるようにします。
このようにエンジンブレーキを活用するのは、坂道でフットブレーキを多用し過ぎると、
- フェード現象
- ペーパーロック現象
が発生する可能性が高まるためです。
それぞれの現象について簡単に説明すると、
「フェード現象」
ブレーキの摩擦材の温度が上がり過ぎて、摩擦材に使われている素材がガス化します。
そして、このガス化したものがブレーキローターに入り込み、潤滑性のある作用をし、ブレーキの効きが悪くなります。
ドラムブレーキとディスクブレーキ、両方ともで発生します。
ただし、ドラムブレーキの方がフェード現象になりやすいです。
また、水でも起こり得て、この場合はウォーターフェードという名前がついています。
「ペーパーロック現象」
ブレーキを動作させるブレーキ・フルードに、ブレーキから熱が伝わり、温度が上昇しすぎると沸騰に至ります。
そして、ブレーキフルードが沸騰すると、完全にブレーキを動作させることができなくなります。
安全運転のためにも、坂道でのSレンジは大切ですよね^^
LレンジとSボタンがあるフィットハイブリッド
一方、フィットハイブリッドでは、Sレンジというものはなく、
- Lレンジ
- Sボタン
です。
フィットCVTのSレンジと、フィットハイブリッドのLレンジとSボタンで、混乱しやすいですよね。
さっそく、フィットハイブリッドのLレンジについてですが、こちらはエンジンブレーキをしっかり掛けたい時に使います。
ちょうど、フィットCVTのSレンジと同等な役割ですよね。
しかし、ここで1つ疑問なのが、回生ブレーキとの関係についてです。
それは、ガソリン車であれば、純粋にエンジンブレーキを指します。
ところが、ハイブリッド車では、ブレーキを踏んだり、走行中にアクセルを離したりすると、回生ブレーキによってバッテリーへの充電をします。
フィットハイブリッドの場合も、Lレンジにすることでエンジンブレーキを強く掛けるワケですが、この場合は回生ブレーキによる充電が通常よりも強力になるのかどうかが気になります。
なんでも、「回生ブレーキによる充電がいつもより速く行われる」とチラホラ聞きます。
また、フィットハイブリッドでは、モーターによる回生ブレーキなので、坂道でのブレーキ負担がガソリン車よりも小さくなります。
フィットCVTよりもフェード現象やペーパーロック現象が発生しにくいでしょう。
一方、Sボタンでは、いつもよりスポーティーな走りなSモードに切り替わる感じです。
こちらはそのままのイメージですよね。
Sパッケージのホンダフィット
SレンジやSボタンといったややこしい話に続いて、フィットにはSパッケージがありますよね。
こちらは、想像通りにSportなパッケージという意味です。
フィットハイブリッドにも、フィットCVTにも、Sパッケージが用意されています。
どちらもAT車となるワケですが、Sパッケージは特別でパドルシフトによるギア比のマニュアル選択が可能です。
そして、マニュアル車ほどの「自分で操作している感覚」はありませんが、オートマでもMT車的な楽しみ方ができます。
というよりも、F1やスポーツカーでは、パドルシフトが主流になりつつありますよね。
従来のマニュアル車よりも、瞬時にギアチェンジができますよ^^
楽しいホンダのギアチェンジ!フィットRSの6MT!
本格的なギアチェンジと言えば、やっぱりフィットRSですよね。
坂道やカーブの手前などで、自分自身の手でシフトダウンをしてエンジンブレーキを掛ける感覚は、「操っている気持ち」で快感です。
しかも、6速マニュアルですからね^^
燃費などは他のパッケージにボロ負けですが、アイドリングストップもしてくれます♪
そして、操作性が軽やかなので、「バリバリなスポーツカーはちょっと。。。」という方にとってもピッタリなMT車ですよ。
MT車のエントリー用としても、おすすめなクルマです。
ちなみに、RSパッケージは、ホンダフィットの中で一番価格が高いパッケージになります。
ギア比-ホンダフィット3
ここで、せっかくなので、
- フィットハイブリッド(7速DCT)
- フィットRS(6MT)
- フィット(5MT)
のそれぞれのギア比をまとめておきます♪
フィット3のギア比
HEV | 6MT | 5MT | |
1速 | 4.148 | 3.461 | 3.461 |
2速 | 2.007 | 1.869 | 1.869 |
3速 | 1.481 | 1.303 | 1.235 |
4速 | 1.098 | 1.054 | 0.948 |
5速 | 0.810 | 0.853 | 0.809 |
6速 | 0.605 | 0.727 | – |
7速 | 0.446 | – | – |
フィットRS(6MT)とフィット(5MT)では、1速と2速だけが同じギア比なのですね^^
まとめ-ホンダフィットのギアS
今回は、ホンダフィットのギアSについて書いてきました。
いろいろとややこしいので、簡単にまとめると、
- フィットハイブリッドのLレンジとフィットCVTのSレンジがエンジンブレーキ重視
- フィットハイブリッドのSボタンはスポーティーな走りへと切り替わる
です。
Sレンジ、Sボタン、Lレンジと様々にあっては、頭の中が混乱しますよね^^
下り坂で重要な役割を果たすエンジンブレーキには、Sレンジ(CVT)とLレンジ(ハイブリッド)です♪
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