マニアックなホンダのフィットアリア!燃費やタイヤサイズをチェック!
ホンダ一番の主力車フィット。
この派生モデルの小型セダンとして、「フィットアリア」があります。
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現在では、シャトルやヴェゼル、グレイスがフィットをベースとしています。
少し前までは、フィットシャトルやフィットアリアが派生モデルとして活躍していました。
今回は、フィットアリアの燃費、タイヤやボディのサイズに着目します。
フィットアリアって??
(↑フィットアリア)
(↑フィットシャトル)
まず、小型ステーションワゴンのフィットシャトルは、多くの人々がご存知だとは思います。
ですが、クルマに詳しくない方々からすると、フィットアリアという名前は聞き覚えがないかもしれません。
それもそのはずで、あまり街中で見かけないですよね。
このフィットアリアは、街中で頻繁に見かけるあのフィットから派生した小型セダンのモデルです。
フィットと言うと、セダンのイメージがまったく無いですよね。
「フィット=小型ハッチバック」というイメージがとても強いですから。
ただし、現在の小型セダンハイブリッド車「グレイス」は、現行のフィット3をベースとして開発されたクルマです。
つまり、フィットアリアは今のグレイスのような存在とみなしても良いと思います。
ここで、フィットアリアの歴史に少し触れますと、
- 2002年、フィットアリア発表
- 2008年、生産終了&在庫販売のみに移行
- 2009年、販売停止
といった感じです。
で、もともとフィットアリアは、東南アジア向けの小型セダン車シティを、日本向けに輸入したクルマです。
なので、フィットアリアを日本で入手した場合、輸入車扱いになります^^
面白いですよね♪
ちなみに、中国向けの場合は、フィットサルーンという名前のようです。
そして、Wikipediaより、「アリア」という名前の意味は、「オペラ中に歌われる、叙情的 or 旋律的な独唱歌」です。
「ん??叙情的??旋律的??何それ??」ですよね(笑)
とりあえす、上質なセダンですよ、ということです^^
さすがに、ひと昔前のクルマなので、デザインに古臭さが感じられますが。
ちなみに、フィットアリアは、メイド・イン・タイだったんですよね。
つまり、タイで生産されていました。
「アジア各国をターゲットとしたクルマである」ということもあってタイだったのでしょう。
それに加えて、生産コスト的にタイの方が有利でしょうしね♪
また、タイはアジアのデトロイトって呼ばれています。
元々、アメリカのデトロイトって自動車工業都市として大発展してましたよね。
タイはアジアの中でも特に、たくさんの自動車メーカー各社が生産の拠点としており、それにちなんで「アジアのデトロイト」という異名を持っているのです。
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ホンダのアジア展開
ところで、東南アジアなどの新興国では、各車自動車メーカーの競争が激しいですよね。
販売台数では、先進国を上回るのだとか。
そして、タイ向けのセダン車として、ホンダはアメイズやシティを投入しています。
東南アジアではセダンタイプの人気が高いようです。
(↑アメイズ)
(↑シティ)
シティなんかは、東南アジアの海の風景と凄くマッチしていますよね^^
そして、このシティは日本ではグレイスとして販売されています。
ここで、面白いのが、
- 日本向けのグレイスはハイブリッドタイプのみ
- 東南アジア向けのシティはエンジンタイプのみ
なんですよね。
グレイスとシティって、パワートレイン(エンジンやトランスミッション)の部分だけが異なっている感じです。
つまり、ボディやシャーシなど、ほとんどが共通のパーツが用いられているのです。
「ハイブリッドタイプかエンジンタイプか」のパワートレインの切り替えだけです。
生産コストをガッツリ下げれますよね^^
ちなみに、グレイスは「i-DCDを搭載したクルマとして完成した状態」というコメントもあります。
フィットハイブリッドやヴェゼルハイブリッドのリコールが落ち着き、i-DCDシステムのたくさんの不具合を洗い出しきった後に発売されたのがグレイスですよね。
また、グレイスの燃費は最高で34.4km/Lです。
これもまた、凄い燃費ですよね。
ライバル車であるトヨタのカローラアクシオの33.0km/Lを凌ぐ性能です。
ただし、あまり街中でグレイスを見かけないですよね。。。
残念です。
燃費はどう?フィットアリア!
さて、フィットアリアは今現在では生産が終了してしまっているため、中古での購入になりますよね。
それに、けっこう以前のクルマなので、燃費の性能も今のクルマとは見劣りするかもしれません。
ですが、やはり、気になってしまうのが燃費ですよね。
フィットアリアの燃費はグレードにもよって変わりますが、最高で20.5km/Lです。
ただし、10・15モードでの燃費ですので、JC08モードに直すともっと燃費が悪くなります。
そもそも、トランスミッションがCVTのエンジン車ですしね。
そして、乗員数は5人です。
ですが、ガソリンタンクを前席下に配置するセンタータンクレイアウトが採用されていて、毎度のことながら広々とした車内空間になっています。
このセンタータンクレイアウトは、ホンダの小型車ではほとんど採用されていますよね。
走りに関しては、変速の仕方をスポーティにしたスポーツモードも、毎度のことながら用意されています。
さらに、CVTでありながら、7速のギア比を手動で変速が可能な7スピードモードを持ったグレードもあったようです。
やはり、走りの楽しさに関して工夫を持ってくるホンダですよね。
また、4WD仕様もキチンと用意されています。
街中であまり見かけることが少なく、マニアックな車種だと思っていたのですが、なかなか至れり尽くせりなクルマですよね。
サイズ的にグレイスの位置付け
フィットアリアは東南アジア向けの車シティであることから、現在の新型セダン「グレイス」と同じような位置づけです。
ボディのサイズもそうですし、ベース車両がフィットであることも、フィットアリアとグレイスは同じ系譜だと思います。
フィットアリア | グレイス | |
全長 | 4,310(前期)~4,390(後期) mm | 4,440 mm |
全幅 | 1,690 mm | 1,695 mm |
全高 | 1,485 mm | 1,475 mm |
ホイールベース | 2,450 mm | 2,600 mm |
車重 | 前期:1,040~1,120 kg、後期:1,060~1,130 kg | 1,170 kg |
実際に、フィットアリアとグレイスの各サイズを比べてみると、似通っていますしね。
それにしても、軽量化の技術がかなり効いているのでしょうか??
グレイスの方がいろいろと機能が詰まっているのに、車重がフィットアリアと近しいですよね。
燃費に関しても、グレイスの方が歴然と上回っていますし。
技術の進歩は偉大です^^
そして、フィットアリアのタイヤサイズについては、175/65R14が標準です。
ホイール径的には13~15インチで、14インチがデフォルトのようです。
ここで、こぼれ話ですが、フィットアリアは元々ハッチバックのフィットがベースであるため、セダン車として見せるのが難しかったようです。
フィットの外観は直方体的ですからね(笑)
そこは、ホンダのエンジニアが工夫して、長いボンネットのように見せるために、
- ヘッドライトをフィットに比べて薄型にする
- 全高をわずかに低めにする
といったことなどを施してあるようです。
それにしても、昔からフィットをベースとして作られたクルマがたくさんあるのだなぁ、と思う今日この頃です。
さすが、コンパクトカーとして大きな人気を誇るフィットだけあって、それだけ優れており、いろんなタイプのクルマへと応用が利くのでしょう。
そして、シャトルにしろ、グレイスにしろ、ヴェゼルにしろ、フィットの血を受け継いでいるクルマ達は多いです。
いわゆる、フィット・チルドレンですね^^
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