低価格?ホンダがフィットハイブリッド4WDをSUVヴェゼルに続いて発表!
目次
大人気のフィットハイブリッドに遂に4WD仕様が登場しました!
でも、低価格がウリであるフィットの4WD価格が気になりますよね。
ホンダの屋台骨フィットといえば、超低燃費でハイブリッドのイメージが強いです。
そんなフィットハイブリッドに、SUVヴェゼルに続く4WD仕様が登場です。
今回は、気になる価格などに注目しました♪
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雪国で人気のSUV!4WDはマスト?
4WDと聞くと、雪国っていうワードが頭に浮かびますよね。
雪国で積雪にクルマがスタックして、
脱出できない。。。
というシーンは、みなさんご存知だと思います。
ですが、意外にも、4WD仕様のクルマって雪国でも比率がけっこう低いようです。
例えば、「雪国 4WD 比率」でグーグル検索をしてみますと、「4WD仕様が23台中1台」という調査結果も。。。
(引用元:雪国で生活する人たちの車)
「教えて!goo」などを拝見してみましても、雪国であっても4WDはマストではないようです。
やはり、地元民の方々は雪上走行になれており、2WDで十分なのでしょう。
とはいっても、
- 免許取り立てのドライバー
- 雪上走行の経験の無いドライバー
- かなり積雪した道路
などといった条件の場合では、やはり、4WDが必要ですよね。
さらに言うと、できれば地上高が高いSUVであって欲しいですよね。
ここで、クルマになじみのない方のために、SUVの略は「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」です^^
スポーティさも、便利さ(ユーティリティ)も、両方持ち合わせている乗りモノってことです♪
スポーツ用多目的車と翻訳されることが多いですよ。
そして、フィットの4WD仕様は、リアルタイム方式です。
つまり、走行条件に応じて、「2WD⇔4WD」のモード変更をするタイプです。
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ホンダ初の4WDハイブリッドはあのSUV車
さて、ホンダのエース=フィットと言っても、誰も文句は言いませんよね。
ですが、ホンダ初の4WD仕様のハイブリッド車って、フィットじゃなくてあのSUVヴェゼルなんですよ。
新車としての発表は、ヴェゼルよりもフィットの方が先に発表されたのですが、4WD仕様の投入はヴェゼルが先なんです。
やはり、SUV車の方が4WDというイメージがシックリ来ますよね。
それに、ヴェゼルは、人気沸騰中の小型SUV市場を席巻するべく、ホンダが開発したニューモデルですし。
そういったこともあって、ヴェゼルがホンダ初の4WD仕様のハイブリッドになったのでは、と思います。
で、ヴェゼルやフィットに続いて、グレイスやシャトルでも4WD仕様のハイブリッドが出て来ています(コチラでも書いていますがフィットシャトルじゃなくなりましたよ!!->フィットベースの新型シャトルハイブリッド!カラーに高級感!)
上では、雪国では4WD仕様を選ぶ人が少ないように書きましたが、メーカー的には必要だという判断なのでしょうね。
より安定した走行を考えれば、当然なのでしょうが。。。
ところで、非常に驚いたのが、ホンダのジェイドには4WDが無いんですよ!!
ジェイドって、ホンダ・センシング(安全運転支援システム)とかの高級オプションがある割には、4WDはありません。
で、ジェイドはストリームの後継モデルなのですが、ストリームには4WD仕様がありました。
残念ながら、ストリームは2014年の5月を持って生産を終了してしまったのですが。。。
ジェイドでも、マイナーチェンジとかで、4WD仕様が出てくることを祈ります。
(フィットのマイナーチェンジについてはコチラ->新型フィット3マイナーチェンジ!2015年9月ホンダの汚名返上!)
日産の最強SUVエクストレイルにも4WDハイブリッド
ところで、4WDハイブリッドは、ホンダばかりじゃなく、日産も熱いですよっ!!
あの大人気SUV車「エクストレイル」のハイブリッド・モデルが追加されましたよ!!
で、日本人がいつも気にしてしまう燃費は、2WDが 20.6 km/L 、4WDが 20.0 km/L とのことです。
そして、ハイブリッドシステムとしては、スカイラインやフーガと同じく「1モーター式」のようです。
いやぁ~、ヴェゼルも良いですけど、エクストレイルもデザインがカッコいいですよね。
エクストレイルは、The SUVって感じです^^
そして、エクストレイルの4WD機能は、「ALL MODE 4×4-i」という呼称のようです。
カッコいい名前ですよね。
で、この ALL MODE 4×4-i には、
- LOCKモード•••前輪と後輪のトルク配分を固定(LOCK)できるモード
- AUTOモード•••走行状況に応じて、トルク配分を自動的に最適化してくれるモード
- 2WDモード•••エコな常時2WDの走行モード(乾いた高速道や街路で仕様)
の3つの走行モードがあるようです。
ちなみに、LOCKモードでは、エンジン駆動になるとのことです。
そして、なんとエクストレイルの4WDは、これだけじゃないんです!!
ヨーモーメントコントロールという技術も詰め込まれています。
まず、ヨー(ヨーイングとも言う)は、上下を軸として、つまり、地面と水平な面上での回転のことを言います。
ちなみに、ピッチング(左右を軸)やローリング(前後を軸)という回転もあります。
一方で、モーメントは、回転を生じさせる力のことです。
つまり、ヨーモーメント=地面と水平な面上で回転を生じさせる力、と言えるでしょう。
で、エクストレイルのヨーモーメントコントロールは、このヨーモーメントをコントロールするワケです。
そして、このヨーモーメントをコントロールすることで、ドライバーが思い描いたコーナリング・ラインを実現できるように、前後のトルク配分を制御してくれるようです。
こちらの4WDも凄いですよね!!
ちなみに、SUVではないですが、トヨタのプリウスも4WDのパッケージが発表されたようです。
こうやって、各社が切磋琢磨していくのって良いですよね。
スポーツカー&SUVの電動式4WDが激アツ!
上で紹介したエクストレイルの4WD技術の凄さは、お分かり頂けたと思います。
ですがっ!!
これからの時代は、ハイブリッドやEV(完全な電気自動車)といった電動式4WDが激アツです^^
そこで、電動4WDについて、まとめてみたいと思います♪
まず、電動式4WDは3種類に分けられます。
- モーターだけのオール電動型•••Model X(テスラ)
- エンジン/モーター協調型•••エクストレイル(日産)やXV(スバル)
- エンジン/モーター独立型•••レジェンド&NSX(ホンダ)、新型プリウス(トヨタ)、i8(BMW)
といった感じです♪
最初に、一番シンプルに説明できるのが「1.モーターだけのオール電動型4WD」です。
この4WDのタイプは、完全なモーター駆動です。
(厳密には、発電だけに用いられるエンジンを搭載しているクルマも含まれるかと。。。)
例えば、テスラ社のクルマはすべてモーター駆動で、エンジンが載っていません。
完全な電気自動車ですよね。
で、テスラ社初のSUV車が最近発表されましたよね^^
その名も「Model X」です!!
四輪ともモーター駆動で、しかもファルコンウィングという(笑)
(ファルコンウィングは上の画像のようなドアのことを言います^^)
さらに、一番上のグレードですと、たった4秒で時速100km/hまで加速するという。。。
まぁ、モンスターSUVっていうことです(笑)
そして、コチラがModel Xの紹介動画です♪
いやぁ~、ホントにカッコイイです!!
続いて、「2.エンジン/モーター協調型の電動4WD」についてですが、このタイプの代表例が先の説明のエクストレイル(日産)やXV(スバル)です^^
早速、コチラがXVの4WDの構造です♪
前輪と後輪の間に、プロペラシャフトがありますよね。
このプロペラシャフトを介して、後輪を駆動させてるんですよね^^
プロペラシャフトを座席の下に通すので、車内空間が狭くなるというデメリットがありますが、走りにダイレクト感が出て運転が楽しいですよ♪
そして、最後に「3.エンジン/モーター独立型の電動4WD」についてです。
このタイプは、今現在、一番普及しつつある電動4WDです^^
具体的には、
- レジェンド(ホンダ)•••前輪がエンジン&モーター、後輪がモーターのみ。
- NSX(ホンダ)、i8(BMW)•••前輪がモーターのみ、後輪がエンジン&モーター。
といった感じです。
このタイプは、最近のスポーツカーによく採用されていますよね。
これは、
- 排ガス規制などの環境性能を満たすため
- さらなる走りの高みを目指すため
の2点が主な目的です^^
この電動4WDでは、トルクベクタリングなどの最近注目の技術が使われていて、運転のFUNが追求されているんですよね♪
世界初の4WDは1805年?
さて、上でも述べましたが、4WDの技術の進歩って凄いですよね。
で、そもそも、人類史上の一番最初の4WDって浚渫船らしいです。
ここで、浚渫とは、
浚渫(しゅんせつ、dredging)は、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のことである。浚渫作業用の船舶を浚渫船(しゅんせつせん、ドレッジャー)という。
引用元:浚渫-Wikipedia
ということです。
世界初の4WDはクルマじゃなくて、浚渫船だなんて、これもなかなか面白い歴史ですよね。
しかも、この話は1805年という。。。
ところで、乗用車タイプの4WDって、スバルのレオーネというクルマがパイオニアだそうですね。
レオーネという名前は、勇者を表すようです。
ちなみに、レオーネという言葉はイタリア語で雄ライオンを意味します。
そして、このクルマは、やはり、山や雪国のユーザーに愛され、スキー愛好家からも好まれていました。
しかも、1983年以降、ハイトコントロールという機能がラインナップされました。
このハイトコントロールとは、路面によって車高を調節できる機能です。
こういう機能って、便利ですよね!!
4WD技術の歴史を紐解いていくと、すごく面白いですよ~
気になる価格!4WD仕様!
最後に、フィット・ハイブリッドの2WDと4WDの差額を見てみたいと思います。
フィット・ハイブリッド(HYBRIDパッケージ)の場合、
- FF(2WD) ••• 1,681,700 円 (燃費:36.4 km/L)
- 4WD ••• 1,876,100 円 (燃費:29.0 km/L)
と、なんと 194,400 円もの価格差がありました!!
一方で、小型SUVヴェゼルでは、
- FF(2WD) ••• 2,260,000 円 (燃費:27.0 km/L)
- 4WD ••• 2,476,100 円 (燃費:23.2 km/L)
と、216,100 円の価格差でした。
ついでに、日産のSUVエクストレイルでは、
- FF(2WD) ••• 2,804,760 円 (燃費:20.6 km/L)
- 4WD ••• 3,011,040 円 (燃費:20.0 km/L)
と、こちらも20万円ほどの価格差がありました。
以上のことから、ホンダでも日産でも、4WDの方が20万円ほど価格が高くなるようですね。
マツダとかでも、やはり、20万円ほど高いようです。
4WDを付けると車重が重くなるなどで燃費は下がりますが、より安定した走りを求める方は20万円ほど高く支払っても良いのではないでしょうか。
とはいっても、積雪にスタックして、脱出できない状況を想像すると、4WD仕様を買いたくなりますよね。
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